走投无路
*このページの解説はAIによって生成されています。不正確な情報が含まれる可能性がありますのでご了承ください。
1. 基本情報
- 拼音: zǒu tóu wú lù
- 日本語訳: 逃げ場がない、八方塞がり、絶体絶命の窮地に陥る
- 成語の構成: 「走」(歩く、行く(現代語の「走る」ではなく、古典的な「行く」の意味))
+ 「投」(身を寄せる、頼る、投奔(とうほん)する) + 「无」(ない) + 「路」(道、手段、逃げ道) - 意味: 助けを求めて行く当てもなく、進むべき道も閉ざされている状態。物理的な道がないことだけでなく、比喩的に解決策が見つからず、追い詰められた絶望的な状況を指します。
2. 詳細な意味とニュアンス
「走投无路」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 「投」のニュアンス: 単に道がないだけでなく、「投(頼るべき場所・人)」がないという点が重要です。社会的・経済的に孤立無援である絶望感を強調します。
- 絶望的な状況: 選択肢が完全に尽きた状態を表します。一時的な困難ではなく、最終的な行き詰まり(デッドエンド)を示唆します。
3. 使い方
「走投无路」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- 経済的・社会的な困窮: 借金、失業、破産などで生活が立ち行かなくなり、誰にも頼れない状況を説明する際によく使われます。
- 例:「公司破产后,背负巨额债务的他感到走投无路。」
(会社が倒産し、巨額の負債を背負った彼は、八方塞がりでどうしようもないと感じた。)
- 例:「公司破产后,背负巨额债务的他感到走投无路。」
- 逃走・追跡: 警察や敵に追い詰められ、逃げる場所がなくなった犯人や敵軍の様子を描写する際に使われます。
- 例:「劫匪被警方包围在废弃仓库里,已经是走投无路了。」
(強盗犯は廃倉庫で警察に包囲され、もはや袋のネズミ(逃げ場がない状態)だった。)
- 例:「劫匪被警方包围在废弃仓库里,已经是走投无路了。」
- 極端な選択の動機: 犯罪や自殺など、極端な行動に走らざるを得なかった理由として、「走投无路」であったことが語られることが多いです。
- 例:「若不是走投无路,谁愿意背井离乡去冒险呢?」
(よっぽど追い詰められていなければ、誰が故郷を離れて冒険などしたいと思うだろうか。)
- 例:「若不是走投无路,谁愿意背井离乡去冒险呢?」
その他の例文:
- 他在赌博输光家产后,走投无路,只能流落街头。
(彼はギャンブルで家産を使い果たし、行き場を失って、路頭に迷うしかなかった。) - 不要把人逼得走投无路,否则后果不堪设想。
(人を逃げ場のない極限状態まで追い詰めてはいけない。さもないと、想像もつかない結果を招くことになる。) - 面对绝症和高昂的医药费,这个家庭一度走投无路。
(不治の病と高額な医療費に直面し、この家族は一時、絶望の淵に立たされた。) - 即使看似走投无路,也要相信天无绝人之路。
(たとえ八方塞がりに見えても、「天は人の道を絶たず(捨てる神あれば拾う神あり)」と信じるべきだ。)
4. 文化背景と注意点
- 出典: 元代の雑劇『瀟湘雨(しょうしょうう)』第三折にある「淋的我走投无路(雨に降られて私は行く当てもない)」という台詞が由来とされています。
- 表記の揺れ: 「走投无路」が標準的ですが、歴史的には「走头无路(zǒu tóu wú lù)」と書かれることもありました。「头」と「投」は音が同じで、どちらも「向かう先」という意味で通じますが、現代では「身を投じる(頼る)」という意味が明確な「投」が一般的です。
- 社会的文脈: 中国文学やドラマでは、社会の底辺で苦しむ人々や、悪事を働いて追い詰められた悪役の末路を描写する際によく登場する、ドラマチックで重い表現です。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 山穷水尽 (shān qióng shuǐ jìn): 山も水も尽きる。これ以上進めない、資源や手段が完全に尽きた状態。
- 穷途末路 (qióng tú mò lù): 道の行き止まり。没落して未来がない、破滅的な状況。
- 一筹莫展 (yī chóu mò zhǎn): 解決策や計画が見つからないこと。link
- 进退两难 (jìn tuì liǎng nán): 進むことも退くこともできない板挟みの状態。link
- 反義成語:
- 绝处逢生 (jué chù féng shēng): 絶体絶命の場所で生きる道を見つける。起死回生。
- 柳暗花明 (liǔ àn huā míng): 柳が茂り花が咲く美しい景色。転じて、困難の中で突然希望が見えること。
- 峰回路转 (fēng huí lù zhuǎn): 状況が困難な時期を経て好転すること。link
- 化险为夷 (huà xiǎn wéi yí): 危険を安全に変えること。link
6. まとめ
「走投无路」は、頼る人も行く場所もなく、完全に追い詰められた絶望的な状況を表す成語です。経済的な破綻、逃亡の末の行き止まりなど、解決策が見当たらない深刻な場面で使われます。「投」は「頼る」という意味を持ち、単なる物理的な行き止まり以上の、社会的な孤立感を含みます。
