提心吊胆
*このページの解説はAIによって生成されています。不正確な情報が含まれる可能性がありますのでご了承ください。
1. 基本情報
- 拼音: tí xīn diào dǎn
- 日本語訳: びくびくする、気が気でない、生きた心地がしない
- 成語の構成: 「提」(持ち上げる、ぶら下げる)
+ 「心」(心臓、心) + 「吊」(吊るす、ぶら下げる) + 「胆」(胆のう(勇気や度胸の象徴)) - 意味: 心臓が持ち上がり、胆のうが吊るされるような、極度の緊張や不安、恐怖を感じている状態。何かが起こるのではないかと心配で、心が落ち着かない様子を表します。
2. 詳細な意味とニュアンス
「提心吊胆」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 身体感覚を伴う不安: 単なる心配事ではなく、心臓が口から飛び出しそうなほどの、身体的な緊張感を伴う強い不安や恐怖を指します。
- 持続的な状態: 一瞬の驚きよりも、危険や悪い結果を予期して、ある期間ずっと緊張し続けている状態(びくびくして過ごす)によく使われます。
3. 使い方
「提心吊胆」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- 危険な状況: 物理的に危険な場所を通る時や、スリリングな体験をする時の心理状態を描写します。
- 例:「走在这座摇摇晃晃的吊桥上,大家都提心吊胆的。」
(このぐらぐら揺れる吊り橋を歩いていると、みんな生きた心地がしなかった。)
- 例:「走在这座摇摇晃晃的吊桥上,大家都提心吊胆的。」
- 結果待ちや隠し事: 嘘がばれないか心配したり、悪い知らせが来るのを恐れて、落ち着かない日々を過ごす状況で使われます。
- 例:「自从犯了那个错误后,他每天都提心吊胆,生怕被老板发现。」
(あのミスをして以来、彼は社長にバレるのではないかと、毎日びくびくして過ごしている。)
- 例:「自从犯了那个错误后,他每天都提心吊胆,生怕被老板发现。」
- 他人の安否: 家族や友人が危険な目に遭っていないか、過度に心配する様子を表します。
- 例:「儿子还没回家,电话也打不通,真让人提心吊胆。」
(息子がまだ帰ってこないし電話も繋がらない、本当に気が気でない。)
- 例:「儿子还没回家,电话也打不通,真让人提心吊胆。」
その他の例文:
- 那种提心吊胆的日子,我再也不想过了。
(あんなびくびくした日々は、もう二度と送りたくない。) - 看杂技表演时,观众们都看得提心吊胆。
(雑技(アクロバット)を見ている時、観客たちはみなハラハラして見ていた。) - 由于担心股市崩盘,投资者们整天提心吊胆。
(株式市場の暴落を心配して、投資家たちは一日中戦々恐々としている。) - 虽然手术成功了,但在病人醒来之前,家属们依然提心吊胆。
(手術は成功したが、患者が目を覚ますまで家族は依然として気が気でなかった。)
4. 文化背景と注意点
- 出典: 明代の小説『西游记(西遊記)』第十七回に見られます。三蔵法師の一行が困難に直面し、神仏に祈る場面で使われています。
- 身体観: 中国語には「心(心臓)」や「胆(胆のう)」を使った感情表現が非常に多くあります。「胆」は勇気の源とされるため、それが「吊るされる(不安定な状態になる)」ことは、勇気を失い恐怖している状態を生き生きと描写しています。
- ニュアンス: 辞書には「貶義(ネガティブな意味)」と書かれることがありますが、実際には「スリルを楽しむ」「他者を心配する」といった文脈でも使われるため、必ずしも批判的な意味だけではありません。ただし、「悪事をして怯える」という文脈ではネガティブな意味を持ちます。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 心惊胆战 (xīn jīng dǎn zhàn): 心臓が驚き、胆が震える。恐怖で震え上がる様子。
- 忐忑不安 (tǎn tè bù ān): 心が上下して落ち着かないこと。結果がどうなるか不安な心理状態。
- 七上八下 (qī shàng bā xià): 不安で落ち着かないこと。link
- 如坐针毡 (rú zuò zhēn zhān): 不安で落ち着かないこと。link
- 反義成語:
- 高枕无忧 (gāo zhěn wú yōu): 枕を高くして寝る。何の心配もなく安眠できること。
- 泰然自若 (tài rán zì ruò): 変事に際しても落ち着き払っていて、動じない様子。
- 从容不迫 (cóng róng bù pò): 落ち着いていて慌てないこと。link
- 心安理得 (xīn ān lǐ dé): 心が安らかで、やましい気持ちがないこと。link
6. まとめ
「提心吊胆」は、心臓や胆のうが不安定な位置にあるという比喩を使って、極度の緊張や不安、恐怖を表す成語です。悪事がばれないか「びくびくする」場合や、危険な状況で「ハラハラする」場合など、心が休まらない状態を生き生きと描写します。日常会話でも小説などの描写でも頻繁に使われます。
