不亦乐乎
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1. 基本情報
- 拼音: bù yì lè hū
- 日本語訳: (~して)夢中になる、没頭する、(動作・状態が)極みに達する;(原義)なんと楽しいことではないか
- 成語の構成: 「不」(~ではないか(反語構文の一部))
+ 「亦」(強調の助辞(また)) + 「乐」(楽しい(現代音はlè、古典音はyuè)) + 「乎」(か、かな(疑問・感嘆の助詞)) - 意味: 原義は「なんと楽しいことではないか」という喜びの強調。現代中国語では、一般的に「動詞+得+不亦乐乎」という固定構造で用いられ、その動作が極限に達している様子(忙しさ、熱中、盛り上がりなど)を表す「程度補語」として機能します。
2. 詳細な意味とニュアンス
「不亦乐乎」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 現代的用法(程度補語): 現代では「とても~だ」「~でてんてこ舞いだ」「夢中で~する」のように、動作の程度が甚だしいことを表す慣用句として使われます。この場合、必ずしも「楽しい」という意味を含まず、単に「没頭している」「激しい」状態を表します。
- 反語による強調(原義): 古典的な文脈では、反語表現を用いることで「これほど楽しいことはない」という強い喜びを強調します。
3. 使い方
「不亦乐乎」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- 忙しさ・激しさの強調: 「動詞+得+不亦乐乎」の形で、「忙得...(忙しくて~)」などの後ろにつき、収拾がつかないほど程度が激しいことを表します。この用法では「楽しさ」の意味は希薄です。
- 例:「为了准备搬家,全家人这两天忙得不亦乐乎。」
(引っ越しの準備のために、ここ数日家族全員が忙しくててんてこ舞いだ。)
- 例:「为了准备搬家,全家人这两天忙得不亦乐乎。」
- 熱中・盛り上がりの強調: 「動詞+得+不亦乐乎」の形で、「玩得...(遊んで~)」「聊得...(話して~)」などの後ろにつき、その行為に没頭している、または大いに盛り上がっている様子を表します。
- 例:「孩子们在公园里玩得不亦乐乎,都不想回家了。」
(子供たちは公園で遊んでいて、夢中になっている(帰ろうとしないほどだ)。)
- 例:「孩子们在公园里玩得不亦乐乎,都不想回家了。」
その他の例文:
- 大家在聚会上聊得不亦乐乎。
(みんなパーティーで話していて、大いに盛り上がっている。) - 商场打折期间,顾客们买得不亦乐乎。
(デパートのセール期間中、客たちは夢中になって買い物をしている。) - 两只小狗在草地上追逐打闹,玩得不亦乐乎。
(二匹の子犬が芝生の上で追いかけっこをして、とても楽しそうにじゃれ合っている。) - 虽然工作很累,但他干得不亦乐乎。
(仕事は疲れるが、彼は精を出して(生き生きと)働いている。)
4. 文化背景と注意点
- 意味の変遷:現代語では原義の「純粋な喜び」から転じて、「程度が甚だしい」ことを強調する補語として定着しました。そのため、必ずしもポジティブな文脈だけでなく、多忙や混乱などの強調にも使われる点が特徴です。
- 発音の使い分け:現代中国語の慣用句(忙得不亦乐乎など)として使う場合は「lè (楽しい)」と発音するのが一般的です。一方、『論語』の古典として朗読する場合は、伝統的な字音である「yuè (喜ぶ)」と発音されることが多いです。
- 出典:『論語』学而篇。「有朋自远方来,不亦乐乎?(友、遠方より来るあり、亦た楽しからずや)」は、孔子が学びの喜びと友情の大切さを説いた有名な一節です。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 不可开交 (bù kě kāi jiāo): (忙しさなどが)収拾がつかないほど激しい。
- 兴高采烈 (xìng gāo cǎi liè): 大いに喜び興奮する様子。link
- 津津有味 (jīn jīn yǒu wèi): 非常に興味を持って楽しむこと。link
- 反義成語:
- 索然无味 (suǒ rán wú wèi): 興味がなく、つまらない。
- 愁眉苦脸 (chóu méi kǔ liǎn): 心配事で暗い顔つきをしている。link
- 垂头丧气 (chuí tóu sàng qì): がっかりして元気をなくすこと。link
- 无精打采 (wú jīng dǎ cǎi): 元気がないこと。link
6. まとめ
「不亦乐乎」は『論語』に由来する成語ですが、現代中国語では「動詞+得+不亦乐乎」という形で、動作の程度を強調する補語として定着しています。「忙得不亦乐乎(てんてこ舞いだ)」のように、単なる「喜び」を超えて「没頭」「激しさ」「多忙」などを生き生きと描写する表現です。この決まった構造を使いこなすことで、中国語の表現力を一段と豊かにすることができるでしょう。
