力不从心
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1. 基本情報
- 拼音: lì bù cóng xīn
- 日本語訳: 心はあっても力が伴わない、思うようにいかない、力不足を感じる
- 成語の構成: 「力」(能力、体力、実力)
+ 「不」(~しない(否定)) + 「从」(従う、思い通りになる) + 「心」(心、意志、願望) - 意味: 心の中ではやりたいと思っているが、体力や能力、条件などが追いつかず、思い通りにできないこと。特に加齢による体力の衰えや、能力の限界を感じる場面で多用されます。ややネガティブ、または自嘲的なニュアンスを含みます。
2. 詳細な意味とニュアンス
「力不从心」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 意志と能力のギャップ: 「やりたくない」のではなく、「やりたいのにできない」というジレンマが核心です。単なる能力不足ではなく、意志があることが前提となります。
- 主観的な無力感: 客観的な事実として不可能であること以上に、本人が感じる「もどかしさ」や「無力感」に焦点が当たります。
- 加齢や衰えの含意: 文脈によりますが、しばしば「昔はできたのに今はできない」という、加齢や体調不良による衰えを嘆く際に使われます。
3. 使い方
「力不从心」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- 加齢・健康問題: 年を取って体力が落ち、以前のように活動できないことを嘆く最も典型的な用法です。
- 例:「父亲想帮我搬家,但他毕竟年纪大了,有些力不从心。」
(父は引っ越しを手伝いたがったが、やはり高齢で、思うように体が動かなかった。)
- 例:「父亲想帮我搬家,但他毕竟年纪大了,有些力不从心。」
- 仕事や責任の重圧: タスクが多すぎたり、難易度が高すぎたりして、自分の能力では処理しきれない状況を表します。
- 例:「面对如此复杂的项目,即使我有心做好,也感到力不从心。」
(これほど複雑なプロジェクトを前にしては、成功させたい気持ちはあっても、自分の力不足を感じざるを得ない。)
- 例:「面对如此复杂的项目,即使我有心做好,也感到力不从心。」
- 謙遜・断りの口実: 依頼を断る際や、役職を辞退する際に、「気持ちはあるが能力が及ばない」として角を立てずに断るための表現として使われます。
- 例:「承蒙厚爱,但这职位责任重大,我实在力不从心,只能婉拒。」
(過分なご評価を頂きましたが、この職責は重大で、私には荷が重すぎる(力不足な)ため、辞退させていただきます。)
- 例:「承蒙厚爱,但这职位责任重大,我实在力不从心,只能婉拒。」
その他の例文:
- 看着孩子们受苦却无法帮忙,这种力不从心的感觉真让人难受。
(子供たちが苦しんでいるのに助けてやれない、この無力感は本当に辛い。) - 随着公司规模扩大,他在管理上越来越感到力不从心。
(会社の規模が拡大するにつれ、彼は管理面でますます自分の限界を感じるようになった。) - 我想把每件事都做到完美,但时间和精力有限,往往力不从心。
(すべてを完璧にこなしたいが、時間と精力が限られており、往々にして思い通りにいかない。) - 这也是没办法的事,并非你不努力,而是客观条件让人力不从心。
(それも仕方がないことだ。君が努力していないわけではなく、客観的な条件がどうにもならないのだ。)
4. 文化背景と注意点
- 出典: 『後漢書』西域伝。「諸国力不従心(諸国の力、心に従わず)」という記述に由来します。元々は国家の軍事力や影響力が及ばないことを指していましたが、現在では個人の能力や体力について使われることがほとんどです。
- 使用頻度: 日常会話から書き言葉まで非常に幅広く使われます。特に中高年層が自身の衰えを語る際や、ビジネスで困難な状況を説明する際によく登場します。
- 類語との違い: 「无能为力」は「全く何もできない(無力)」という絶望的な状況を指すのに対し、「力不从心」は「やりたい気持ちはあるが、力が少し足りない」という主観的な悔しさやギャップに重点があります。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 心有余而力不足 (xīn yǒu yú ér lì bù zú): 心には余裕がある(やりたい)が、力が足りない。力不从心とほぼ同義だが、より口語的で説明的な表現。
- 无能为力 (wú néng wéi lì): 力を尽くす術がない、どうすることもできない。完全に無力であることを強調する。link
- 力所不及 (lì suǒ bù jí): 自分の力や能力が及ばないこと。link
- 反義成語:
- 得心应手 (dé xīn yìng shǒu): 手が心の思うままに動くこと。技術が熟達していて、思い通りに物事を運べる様子。
- 游刃有余 (yóu rèn yǒu yú): 余裕しゃくしゃくであること。能力が仕事の要求を上回っており、楽々とこなせる様子。
- 力所能及 (lì suǒ néng jí): 自分の能力の範囲内でできること。link
- 轻而易举 (qīng ér yì jǔ): 非常に簡単で、少しの努力でできること。link
6. まとめ
「力不从心」は、「やりたいという意志はあるのに、能力や体力が追いつかない」というもどかしい状態を表す成語です。特に、加齢による体力の衰えを嘆く際や、責任の重い仕事を前にして自分の限界を感じる際によく使われます。単なる「できない」ではなく、「心(理想)」と「力(現実)」のギャップに焦点が当たっている点が重要です。
