如火如荼
*このページの解説はAIによって生成されています。不正確な情報が含まれる可能性がありますのでご了承ください。
1. 基本情報
- 拼音: rú huǒ rú tú
- 日本語訳: 火のように赤く、茅花(つばな)のように白く;(気勢や活動が)盛んである、最高潮に達している
- 成語の構成: 「如」(~のようだ(比喩))
+ 「火」(火(赤色の象徴)) + 「如」(~のようだ(比喩)) + 「荼」(茅(ちがや)の白い花(白色の象徴)) - 意味: もともとは軍隊の威容が整然として盛大な様子(赤い衣装と白い衣装の対比)を形容した言葉ですが、現代では大規模な活動や運動が、極めて盛んに、熱烈に行われている様子を指します。ポジティブな文脈で「最高潮である」「盛り上がっている」という意味で使われます。
2. 詳細な意味とニュアンス
「如火如荼」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 活動の盛り上がり: 単に忙しいだけでなく、多くの人が関わり、気勢が上がっている大規模な状態を指します。個人的な小規模な行動にはあまり使いません。
- 色彩の対比(原義): 「火(赤)」と「荼(白)」という鮮やかな色彩の対比から、視覚的に圧倒されるような勢いを表現しています。
3. 使い方
「如火如荼」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- プロジェクトや建設: 工事、建設、開発などが急ピッチで進んでいる様子を描写する際によく使われます。
- 例:「新机场的建设正如火如荼地进行,预计明年完工。」
(新空港の建設は急ピッチで(盛んに)進められており、来年完工する予定だ。)
- 例:「新机场的建设正如火如荼地进行,预计明年完工。」
- スポーツやイベント: 大会やキャンペーンなどが、熱気を帯びて開催されている最中であることを示します。
- 例:「世界杯比赛正如火如荼,球迷们热情高涨。」
(ワールドカップの試合は最高潮に達しており、ファンの熱気も高まっている。)
- 例:「世界杯比赛正如火如荼,球迷们热情高涨。」
- 社会運動やトレンド: 新しい流行や改革運動などが、社会全体に広がり勢いづいている様子を表します。
- 例:「近年来,人工智能的研究在世界各地开展得如火如荼。」
(近年、人工知能の研究は世界各地で活発に(盛んに)行われている。)
- 例:「近年来,人工智能的研究在世界各地开展得如火如荼。」
その他の例文:
- 虽然外面烈日当空,但工人们依然干得如火如荼。
(外は炎天下だが、労働者たちは依然として熱心に(活気を持って)働いている。) - 这场营销活动搞得如火如荼,吸引了大量消费者。
(このマーケティングキャンペーンは大々的に展開され、多くの消費者を惹きつけた。) - 随着春天的到来,植树造林活动在全国各地如火如荼地展开。
(春の訪れとともに、植林活動が全国各地で盛大に繰り広げられている。) - 创业大潮如火如荼,许多年轻人投身其中。
(起業ブームが最高潮で、多くの若者がその中に身を投じている。) - 正如火如荼的选举活动让整个城市都沸腾了。
(白熱している選挙活動が、街全体を沸かせている。)
4. 文化背景と注意点
- 出典: 『国語・呉語』。春秋時代、呉王夫差(ふさ)が軍隊を率いた際、左軍は赤い鎧と旗で「火」のように、右軍は白い鎧と旗で「荼(茅の花)」のように見え、その整然とした威容が敵を圧倒したという故事に由来します。
- 意味の変化: 原義は「軍隊の規律と威容」を指していましたが、現代では軍事的な意味は薄れ、建設現場、スポーツ大会、社会運動など、あらゆる「活気ある大規模な活動」に使われるようになりました。
- 「荼」について: 「荼(tú)」は苦い野菜や雑草を指すこともありますが、ここでは「茅(ちがや)の白い穂」を指し、純白の象徴として使われています。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 热火朝天 (rè huǒ cháo tiān): 燃え上がる火が天を焦がすほど、群衆の活動や議論が熱気を帯びている様子。
- 轰轰烈烈 (hōng hōng liè liè): 勢いや規模が壮大で、世間の注目を集める様子。
- 声势浩大 (shēng shì hào dà): 勢いが非常に盛んなこと。link
- 浩浩荡荡 (hào hào dàng dàng): 広大で勢いのあるさま。link
- 反義成語:
- 死气沉沉 (sǐ qì chén chén): 活気がなく、どんよりとして死んだような雰囲気。
- 冷冷清清 (lěng lěng qīng qīng): 人影がなく寂しい、活気がない様子。
- 无声无息 (wú shēng wú xī): 音もなく、何の気配もないこと。link
6. まとめ
「如火如荼」は、大規模な活動やプロジェクトが最高潮に達し、熱気を持って行われている様子を表す成語です。元々は軍隊の威容を表す言葉でしたが、現代では建設工事やイベント、社会運動などが「盛んである」「急ピッチで進んでいる」ことをポジティブに描写する際によく使われます。
