打退堂鼓
*このページの解説はAIによって生成されています。不正確な情報が含まれる可能性がありますのでご了承ください。
1. 基本情報
- 拼音: dǎ tuì táng gǔ
- 日本語訳: しりごみする、途中で手を引く、途中で投げ出す
- 成語の構成: 「打」((太鼓などを)叩く、打つ)
+ 「退堂」(官吏が審理や執務を終えて公堂から下がる) + 「鼓」(太鼓) - 意味: 昔の官吏が審理を終えて執務室から引き揚げる際に太鼓を鳴らしたことに由来し、物事の途中で困難に遭ったり怖気づいたりしてしりごみすること、あるいは計画や共同作業から中途で手を引くことを指します。弱気や逃げ腰の姿勢に対する批判・戒めとして使われることが多いです。
2. 詳細な意味とニュアンス
「打退堂鼓」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 中途での後退・離脱: 初めから断るのではなく、一度着手したり進み始めたりした後に、途中で引き返す・やめることを意味します。
- 困難や恐れによる弱気: 単なる計画変更ではなく、問題の大きさや労力に圧倒され、根気が続かずに弱音を吐いて逃げ出そうとする心理を含意します。
- 批判的・戒めのニュアンス: 「不要遇到一点困难就打退堂鼓(少しの困難でしりごみするな)」のように、否定文を伴って他者を励ましたり、本人の粘り強さの欠如を指摘する文脈で頻繁に使われます。
3. 使い方
「打退堂鼓」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- 仕事やプロジェクトでの弱音・挫折: 業務の難易度や課題の多さに直面し、途中で諦めて投げ出そうとする状況を指摘・諫める際に使われます。
- 例:「项目刚遇到一点阻力,大家千万不能打退堂鼓。」
(プロジェクトが少し壁にぶつかったくらいで、みんな絶対にしりごみしてはいけない。)
- 例:「项目刚遇到一点阻力,大家千万不能打退堂鼓。」
- 挑戦や学習の継続に対する迷い: 資格取得やスポーツなどの厳しい挑戦において、不安やプレッシャーから途中で逃げ出したい衝動を表す際に使われます。
- 例:「看到厚厚的一摞教材,他心里不免打起了退堂鼓。」
(分厚く積まれた教材を見て、彼は心の中で思わず腰が引けてしまった(やめようかと思ってしまった)。)
- 例:「看到厚厚的一摞教材,他心里不免打起了退堂鼓。」
- 共同作業からの身引き: 仲間と協力して立ち上げた事業や活動から、リスクを恐れて途中で手を引く態度を批判する文脈です。
- 例:「创业初期条件艰苦,但合伙人并没有打退堂鼓。」
(起業当初は過酷な環境だったが、共同経営者は手を引く(途中で降りる)ことはなかった。)
- 例:「创业初期条件艰苦,但合伙人并没有打退堂鼓。」
その他の例文:
- 既然已经迈出了第一步,就不能轻易打退堂鼓。
(すでに第一歩を踏み出した以上、簡単にしりごみしてはいけない。) - 面对严酷的训练,有几个新队员心里开始打退堂鼓了。
(過酷な訓練に直面し、数人の新メンバーは心の中で引き下がろうとし始めた。) - 别打退堂鼓,坚持到最后才能看到成果。
(途中で投げ出すな、最後までやり通してこそ成果が見えるのだ。) - 他一听说要当众发言,立刻打起了退堂鼓。
(彼は人前でスピーチをしなければならないと聞くやいなや、途端に怖気づいて手を引こうとした。)
4. 文化背景と注意点
- 由来: 元代の戯曲家・関漢卿の『竇娥冤(とうがえん)』などに、役人が審理を終えて公堂から下がる際に太鼓を打つ描写(打散堂鼓/退堂鼓)が見られます。本来は「本日の公務終了」を告げる太鼓でしたが、転じて「物事から身を引く」「途中で投げ出す」という比喩表現として民間に定着しました。
- 文法構造の柔軟性: 「打退堂鼓」は動賓構造(動詞+目的語)の成語(慣用句)であるため、「打起了退堂鼓(しりごみし始めた)」「打什么退堂鼓?(何を弱腰になっているんだ?)」のように、間に助詞や修飾語を挟む離合詞的な使い方が日常会話で非常に活発に行われます。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 半途而废 (bàn tú ér fèi): 物事を中途半端なまま投げ出してやめてしまうこと。link
- 知难而退 (zhī nán ér tuì): 困難に遭うと、無理をせず身を引いて引き下がる姿勢。
- 反義成語:
6. まとめ
「打退堂鼓」は、古代の役人が公務を終えて退庁する際の太鼓に由来し、困難に直面して「しりごみする」「途中で手を引く」ことを表す慣用的な成語です。日常会話からビジネスまで幅広く使われ、「不要遇到困难就打退堂鼓(困難に遭ったからと弱気になるな)」のように、弱腰な態度を戒めたり励ましたりする文脈で定番の表現です。
中国語検定で出題準1級
