不翼而飞
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1. 基本情報
- 拼音: bù yì ér fēi
- 日本語訳: (翼がないのに)飛び去る、忽然と消える、いつの間にかなくなる
- 成語の構成: 「不」(~ない)
+ 「翼」(翼、羽) + 「而」((逆接・順接の接続詞)~なのに、~して) + 「飞」(飛ぶ) - 意味: 「翼がないのに飛んでいってしまった」という原義から、主に「物が忽然となくなる(盗難や紛失)」ことを指します。また、噂やニュースが「あっという間に広まる」という意味でも使われますが、現代語では前者の「紛失・消失」の意味で使われる頻度が圧倒的に高いです。
2. 詳細な意味とニュアンス
「不翼而飞」は、以下のようなニュアンスを含みます。
- 物品の消失(主要義): あるはずの物が、まるで翼が生えて飛んでいったかのように、原因不明で見当たらなくなる様子を描写します。盗難にあった際や、うっかり紛失した際によく使われます。
- 情報の拡散(二次的意味): ニュース、噂、評判などが、翼がないのに飛ぶように素早く広まることを指します。ただし、この意味では類義語の「不胫而走」の方がより一般的です。
3. 使い方
「不翼而飞」は、主に以下のような文脈で使用されます。
- 紛失・盗難: 財布、書類、貴重品などが、目を離した隙になくなっている状況を説明する最も一般的な用法です。「盗まれた」と断定する前に「なくなった」事実を強調する際にも便利です。
- 例:「我放在桌上的钱包竟然不翼而飞了。」
(机の上に置いておいた財布が、なんと忽然と消えてしまった。)
- 例:「我放在桌上的钱包竟然不翼而飞了。」
- 噂やニュースの伝播: 情報が驚くべき速さで広まることを表します。良いニュースにも悪い噂にも使えますが、現代では「物がなくなる」意味と混同を避けるため、文脈を明確にする必要があります。
- 例:「这件丑闻不翼而飞,很快就成了街谈巷议的话题。」
(このスキャンダルはあっという間に広まり、すぐに街中の話題となった。)
- 例:「这件丑闻不翼而飞,很快就成了街谈巷议的话题。」
その他の例文:
- 博物馆里的一幅名画昨夜不翼而飞,警方正在全力侦查。
(昨夜、博物館の名画が一枚忽然と姿を消し、警察が全力で捜査している。) - 刚买的自行车锁在楼下,转眼间就不翼而飞了。
(買ったばかりの自転車を下に停めて鍵をかけたのに、瞬く間になくなってしまった。) - 奇怪,我明明把钥匙放在这儿的,怎么就不翼而飞了呢?
(おかしいな、鍵は確かにここに置いたはずなのに、どうして消えてしまったんだろう?) - 好消息不翼而飞,大家很快都知道我们要加薪了。
(良い知らせはすぐに広まり、昇給のことはすぐに皆の知るところとなった。)
4. 文化背景と注意点
- 出典と変遷: 『管子』や『戦国策』に見られる表現で、元々は「言葉や噂が広まる速さ」を例えたものでした(翼がないのに飛んでいく)。しかし現代中国語では、意味が転じて「物がなくなる」という意味で使われることが主流になっています。
- ミステリー要素: 単に「失くした(丢了)」と言うよりも、「不翼而飞」を使うことで、「さっきまであったのに」「原因がわからない」という不思議なニュアンスや、突然の出来事に対する驚きを強調できます。
5. 類似成語と反義成語
- 類似成語:
- 不胫而走 (bù jìng ér zǒu): すね(脚)がないのに走る。主に「情報や噂が速く広まる」という意味で使われ、現代ではこちらのほうが情報の拡散に対して一般的です。
- 不知去向 (bù zhī qù xiàng): どこへ行ったか分からない。人や物の行方が不明であることを客観的に述べます。
- 无影无踪 (wú yǐng wú zōng): 跡形もなく消えること。link
- 销声匿迹 (xiāo shēng nì jì): 姿を消し、行方をくらますこと。link
- 反義成語:
- 失而复得 (shī ér fù dé): 失ったものを再び手に入れること。
- 原封不动 (yuán fēng bú dòng): 封を切らず、少しも手を付けずに元のままであること。
- 无处不在 (wú chù bù zài): どこにでも存在すること。link
- 比比皆是 (bǐ bǐ jiē shì): どこにでもあること。link
6. まとめ
「不翼而飞」は、文字通りには「翼がないのに飛ぶ」という意味ですが、現代では主に「物が忽然と消えてなくなる」状況(紛失や盗難)を表すのによく使われます。噂が広まる意味もありますが、その場合は「不胫而走」の方が適切です。「さっきまであったのに!」という驚きや不可解さを伴う消失に対して使うのがポイントです。
